はみ出し銀行マンのお金の悩み相談室 ホンネ回答編
はみ出し銀行マンのお金の悩み相談室 ホンネ回答編
横田 濱夫

定価: ¥ 1,575
人気ランキング: 138,533位
発売日: 2000-12
発売元: 青春出版社
空気や水のごとく、もはや日常生活と切っても切れないお金。できれば不自由せずに暮らしたいところだが、よほどの成功者でもない限り、現代社会では無理な話だろう。金融、保険、不動産…いずれにしろ、お金をめぐるビジネスは魑魅魍魎が跋扈(ばっこ)する弱肉強食の世界。持つ人は持つ人なりの、持たざる人は持たざる人なりの悩みを抱えているに違いない。そんな読者からの質問に答えるQ&A方式で、庶民のお金の悩みを解決しようというのが本書の意図である。 著者は「はみ出し銀行マン」シリーズで人気の元大手銀行マン。在職中に書いた『はみ出し銀行マンの勤番日記』が30万部を超えるベストセラーとなり、現在は評論、エッセイ、小説、講演等で幅広く活躍している。「あたり障りのない一般論じゃ意味がない」という辛口は本書でも健在だ。 資産運用、不況への対応から、田舎暮らしの留意点、浮気の相談まで、内容はバラエティーに富む。本書の特徴は失敗例だけを集めていることである。銀行でたくさんの客を見てきた著者は、成功例にパターンはないが、「お金で失敗したり、貧乏になった人はというと、例外なく、いくつかの法則や共通点があった」という。確かに、20万円の運用法を真剣に悩んだり、業種も決めていないのに起業したいという質問にはあきれるが、回答は的確で、一般の人にも参考になるはずだ。銀行での実務経験が豊かなだけあり、「アパート経営はインフレヘッジとして」といった有益な情報も多い。「大多数のFPは、金融機関からお給料をもらっている『単なるセールスマン』にすぎない」や「だいたい不動産屋自体、他人のふんどしで相撲を取る商売」といった金融業界の「ホンネ」の部分は、痛快この上ない。 「マネー雑誌は金融機関に不利なことは書けない」という指摘もある。マネー雑誌や経済新聞を熱心に読んで研究していると思っていても、本当は振り回されているだけかも。案外、お金に自信のある人こそ、本書を必要とするのかもしれない。(齋藤聡海)
横田 濱夫

定価: ¥ 1,575
人気ランキング: 138,533位
発売日: 2000-12
発売元: 青春出版社
空気や水のごとく、もはや日常生活と切っても切れないお金。できれば不自由せずに暮らしたいところだが、よほどの成功者でもない限り、現代社会では無理な話だろう。金融、保険、不動産…いずれにしろ、お金をめぐるビジネスは魑魅魍魎が跋扈(ばっこ)する弱肉強食の世界。持つ人は持つ人なりの、持たざる人は持たざる人なりの悩みを抱えているに違いない。そんな読者からの質問に答えるQ&A方式で、庶民のお金の悩みを解決しようというのが本書の意図である。 著者は「はみ出し銀行マン」シリーズで人気の元大手銀行マン。在職中に書いた『はみ出し銀行マンの勤番日記』が30万部を超えるベストセラーとなり、現在は評論、エッセイ、小説、講演等で幅広く活躍している。「あたり障りのない一般論じゃ意味がない」という辛口は本書でも健在だ。 資産運用、不況への対応から、田舎暮らしの留意点、浮気の相談まで、内容はバラエティーに富む。本書の特徴は失敗例だけを集めていることである。銀行でたくさんの客を見てきた著者は、成功例にパターンはないが、「お金で失敗したり、貧乏になった人はというと、例外なく、いくつかの法則や共通点があった」という。確かに、20万円の運用法を真剣に悩んだり、業種も決めていないのに起業したいという質問にはあきれるが、回答は的確で、一般の人にも参考になるはずだ。銀行での実務経験が豊かなだけあり、「アパート経営はインフレヘッジとして」といった有益な情報も多い。「大多数のFPは、金融機関からお給料をもらっている『単なるセールスマン』にすぎない」や「だいたい不動産屋自体、他人のふんどしで相撲を取る商売」といった金融業界の「ホンネ」の部分は、痛快この上ない。 「マネー雑誌は金融機関に不利なことは書けない」という指摘もある。マネー雑誌や経済新聞を熱心に読んで研究していると思っていても、本当は振り回されているだけかも。案外、お金に自信のある人こそ、本書を必要とするのかもしれない。(齋藤聡海)
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